生活していく中で度々必要になる傘。何かと扱いが難しいものだと思っています。これほどバランスが重要である生活品は珍しいくらいです。今回は傘についていろいろ考えてみようと思います。
傘のメリットは当然、雨で体が濡れることをそこそこ防いでくれることです。完全に防いでくれるわけではなく、「そこそこ」ということです。他にメリットがあるかということを考えてみても特に思いつきません。雨を防ぐということにしか使えないからですね。では、デメリットはどうでしょうか。たくさんあると思いますが簡単に思いつく項目を挙げてみます。
- 壊れやすい
- 雨を完全に防げるわけではない
- 持ち運びが邪魔
- 盗まれるかもしれない
- 使えるシチュエーションが徒歩のみ
- どこかに忘れることがある
ざっと挙げてみるとこんな感じでしょうか。こう挙げてみると、致命的な欠点を抱えています。「壊れやすい」ということです。もちろん、壊れやすいと言っても、雨風の強さにもよりますし、それなりに壊れにくい傘もあります。デメリットだらけということで、傘を持たない選択肢があるかというとそうはいかないのが辛いところです。
当たり前ですが、傘はお金を出して買うものです。安いものであれば100円、ブランドものなどになれば数万円する傘もあります。これだけのデメリットがある製品に一体いくらかけることが妥当なのか、ということが冒頭で話した「バランスが重要」ということです。
安くてすぐ壊れても困るし、高いからといって絶対に壊れないというわけではない。さらには、壊れないということは重量がそれだけ増すというとであり、持ち運びにも影響が出てきます。また、優秀な傘ほど盗まれたりします。使えるシチュエーションも雨が降っている日以外使うことはありませんし、雨が止めば邪魔になります。金を出して高いものを買えば、全てを網羅できるというものではないのが財布の紐を硬くします。もう傘博士にコストパフォーマンス最高の傘を製造してもらいたいくらいです。
では一般的に傘の値段はいくらくらいが妥当でしょうか。以前の個人的な感覚では、1,000円前後かなと思っていました。それ以上は出したくないですし、失った時のダメージが大きいです。しかしこれは、その人の生活スタイルも大きく関係しているかと思います。私の場合は、車での移動が大半です。ですから、傘の重要性は低くなって言います。使うといってもせいぜい車から目的地の間ですのでそれほど距離はありません。
しかし、徒歩がメインな方は、少しでも強靭な傘を、軽い傘を、おしゃれな傘を求めるかと思います。となりますと自分の気に入った傘なら少し高くても出そうかなと考えるわけですね。
では世間ではどの価格帯の傘の評価が高いかとい話になりますが、だいたい2,000円〜4,000円くらいの傘が人気のようです。
ここでお勧めの長傘を調べてみたので、紹介したいと思います。
【BeryKoKo】 超撥水&悪天候に強い 大型 120cm 新強化グラスファイバー採用 24本骨傘 長傘 ブラック 黒 無地 撥水 加工 (Berykoko-0232)
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男性向け王道
煌(kirameki) 耐風傘 インディゴ×ストライプ 【直径108cmのジャンボサイズ/専用特注ボックス入り/選べる10カラー/デュポン社製撥水加工】
- 出版社/メーカー: Aucsale
- 発売日: 2014/06/27
- メディア: ホーム&キッチン
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これも男性向けかな
カラーバリエーションが多い!女性向け?
1本163円ならもうこれでいいでしょ!
ということで、もう少し待てばもっと性能のいい傘が発売されるというのなら待ってもいいのですが、そういうことはありません。よく言われることですが、傘はこれ以上進化しないという話です。大昔から、傘はこの形状を変えることはなく、おそらく人間がものを持つということを覚えたあたりから傘の使い方は変わっていないでしょう。これが傘の最終形態なのかはわかりませんが、私が生きているうちに傘の形が変わることはないかと思います。
しかし、完全に全く進化していないというわけではありません。様々な機能を持った雨具が出回っています。どんなものがあるでしょうか。
- 折りたたみ傘
- カッパ
- 長傘だけど、「傘をさす」以外の機能を持っている
大きなくくりではこれくらいだと思います。長傘に別の機能をもたせている傘についてですが、いろいろ考えているようですね。持つ部分がカップホルダーになっていたり、立てかけることに強い傘であったり、天気予報を受信して所持者に知らせるなんて機能を持った傘もあるようです。個人的な意見ですが、これらの余計な機能は全く必要ないと思います。こういった部分をみると、傘は本当にこれ以上進化できないんだなと感じます。
個人的に推して行きたいのは、折り畳み傘と、カッパです。まず、カッパですが、結構好きです。顔などはそれなりに濡れたりするのですが、体はほぼ濡れません。どんなに雨が強くなっていっても、全く効かない様は、最強の鎧を手に入れたようです。また、内側が蒸れるといったデメリットもありますが、最近ではゴアテックスなど高性能な生地も開発されており非常に快適です。ただし、値段はめちゃくちゃ高いです笑 雨が止めば脱ぎたくなるわけですが、傘以上にかさばり、物自体も濡れているため運搬に困るという欠点があります。ただ、カッパを着るシチュエーションはそれほど多くありませんし、私の場合車で移動しますので濡れても車の中で保管しておけば問題はありません。かなりアクティブに活動する際は持っていた方がいいかもしれませんね。
そして、やはり一番画期的なのは、折りたたみ傘です。折りたたみ傘がいつ頃から発売されたのかはわかりませんが、少なくとも20年以上前から存在はしていました。しかし、使い出すのも、片付けるのも、とても面倒な品物であまり使いたいと思ってきませんでした。最近の折りたたみ傘は本当によくできていて、使い方も簡単で、省スペース、軽量と来ています。多くの人はバッグを持っていると思いますが、折りたたみ傘一本くらい入ってもなんら問題ありません。常に持ち歩くことができます。これでネガティブであった、
- 盗まれる
- 持ち運びが邪魔
- どこかに忘れる
という3つの項目がなくなります。(乾かしたりして変なところに置き、忘れるというのは置いておいて) また、「使えるシチュエーションが雨の日だけ」というポイントについても、「持ち運びが邪魔」という項目とセットになると思います。確かに雨が降らなければ使うことはないけど、カバンにしまっておく程度では気にならなくなるかと思います。あとは、壊れやすいということと、完全に雨を防げるわけではないという項目ですが、これは「傘」という製品の宿命ですのでしかたないでしょう。
じゃぁ長傘必要ないじゃん。という話になりますが、そうはいきませんよね。デメリットも考えてみます。
- 長傘より関節部が多いためさらに壊れやすい
- さしたり、片付けたりするのが長傘に比べて面倒
- 折り畳み傘の特性上、広げた際の大きさが小さいものが多い
といった感じでしょうか。この辺のメリットデメリットを天秤にかけると、自分が持つべき傘が見えてくるかもしれませんね。
という私も、折り畳み傘をカバンに忍ばせ、愛用しています。当時買うときはどんな折り畳み傘にするか非常に悩みましたが、とにかく軽さ重視の製品をチョイスしました。それをここで紹介したいと思います。
通常折りたたみ傘の軽量と言われているもので、300g〜500gです。これはカーボンという非常に軽い素材を使っているため、重さはなんと200g未満です。もちろん傘自体が小さいということもありますが、この傘はカーボン素材でできています。カーボンという素材は金属ではなく、繊維なのですが非常に強度も高く頑丈です。またカーボン素材はF1などのボディなどにも使用されており、素材フェチにはたまらない素材です笑 「この傘カーボンで出来てるんだぜ?」と友達と話して盛り上げれるのも男ならではの楽しみ方です笑
私はこれを愛用していますが、調べてみる幾つか良さそうな折り畳み傘がありました。
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大きさ、重さ、値段共にバランスがいいのでしょうね。ベストセラーとなっています。
でかい!!体がすっぽり隠れていなければ嫌という方にもってこいですね。
あとは基本的に似た様なものですので、形や、サイズ色など自分にあった傘をチョイスしたらよいかと思います。ただ、折り畳み傘はたたんだサイズも重要です。開いて大きくても、かさばってカバンに入らないなんてことがあっては意味ありませんからね。それに、朝から雨が降っており、天気予報では1日止みそうにないということであれば、そもそも長傘を持っていけばいい話です。突発的に雨が降るなんてことがあったときに重宝するのが折り畳み傘ですから自分のバッグとも相談してみてください。
また、傘のメンテナンスも忘れずに!新品の傘は当然水を弾きますが、使い続けているとその力も弱まります。これまでに紹介した傘はどれもそれなりに金額のするものです。せっかく買ったのですから大事に使いましょう。
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