車のガソリンエンプティーは何キロ走ることができるのか

今日は久々に肝を冷やしました。仕事で朝から遠くへ向かったのですが、高速道路の給油所を過ぎた瞬間にガソリンが少ないことに気がつきました。普段からそれなりに気をつけているのに、今日はやってしまいました。

 次の給油所まで55kmくらいだったのですが、車のディスプレイでの表示は可能走行距離が53kmくらいになっています。まぁ何とかなるレベルです。私が運転しているのは、プリウスです。平均してリッター22kmくらい走る優秀な車ではありますが、その車があと22kmといってるのだから、これ以降では燃費は関係ありません。

 

 

 

残り55kmの道のりの中で一番の問題は、かなり登ってその後下るという道であることです。53kmといのもあくまでも平坦な道を走ればということですので、この高低差のおかげで55kmを走れない可能性がかなり出てきました。途中で一度降りて給油し、再度高速道路にのるという作戦もありますが、可能であればそれはしたくありません。ただ単に面倒くさいからです。

 

昔の車は、ガソリンメータを見るか、ODOメータで自分の車は大体何キロ走れるのかを確認しました。そして一度エンプティマークがつくと、そこから50kmくらい走れるという話もありました。ただ、エンプティがつけばできるだけ早くガソリンを入れるというのが基本です。しかし、最近の車は、後何キロ走ることができるのか1km単位である程度わかるようになっています。そして、エンプティがついた際の残りの走行可能距離は40kmと表示されています(自分の乗っているプリウスは) ということは表示上、昔の車のエンプティと大差ないということになります。であれば、この表示がゼロになれば完全にガス欠ということになるわけです。

 

ただ、実際にはディスプレイに表示される走行可能距離がゼロになってもまだ少し走れます。(これまでの経験上) であれば、この表示がゼロになってからが、昔の車で言うエンプティー状態ということなのでしょうか。もちろん高速道路ですし試すことなんてできません。(高速道路じゃなくても試すことはできませんが)

 

通常100km/hくらいで走っているところを90km/hくらいまで速度を下げて、下りは極力エンジンを起動させないよう注意しながら少しでも距離を稼ぎます。最終的には案内看板が出てくる残り2kmの時点で可能走行距離が6kmで、6→5→43210とは行かず、6→0という感じで一気に0になってしまいました。まぁ、スタンドもすぐそこなので一安心です。

 

ガソリンの給油を済ませると、明細には39リットルと書かれています。プリウスは40リットルタンクですので、あと1リットル残っていたということになります。(入れてくれた人がどこまで満タンの限界を超えて入れたのかはわかりませんが) ということは平均燃費から考えて後20kmくらいは走ることができるという計算になります。まぁこれくらいあればよほどの場所でない限りスタンドにはたどり着けそうです。

 

表示が細かくなったおかげでぎりぎりまで走ることが増えるようになってしまいました。もちろんこれは性格的な問題もあって、そんな状態で怖くて運転できないなんて人もいるとは思いますが、私はぎりぎりまで粘ってもそれほど精神的に苦痛ではありません。とはいっても0になったのは久しぶりです。結果的に、計算上後20km走ることができるということがわかったわけでですが、これはあくまでも計算上です。本当に20km走るかはわかりませんし、試すこともできません。今後もしガソリンスタンドがなくなって完全にガス欠になるときがきたら、そのとき初めて真の走行可能距離がわかるということでしょうね。そんな日がきたらそれはそれで困るわけですが。

 

いやー、久しぶりに車を運転していてそわそわしました。