200DUKE(デューク) タイヤ交換 メッツェラーM5

前回スプロケットを交換した記事を書きましたが、これと同時にタイヤも交換しました。12,000キロ走った純正タイヤとはこれでお別れです。200DUKEの純正タイヤはとにかく評判が悪く、すぐに変えてしまった人も多いと思いますが、私の場合はなんと12,000キロまで使いました笑 それではインプレッションです。

 純正タイヤについて

タイヤのサイズとしては、

  • フロント 110 70 17インチ
  • リア 150 60 17インチ

といった形になっていました。特別太いわけではないのですが、店頭には、110−70と140−70のセットタイヤが大量に販売されており、200DUKEにつくタイヤがありません。(履かせることはできるのですが、お店が交換してくれないんです・・・) タイヤの入手に関しては下記で書くとして、純正の乗り味ですがグリップはないけれどもすごく長持ちといった感じでしょうか。ちなみに、12,000キロ走ってきたのでこのグリップが普通と思い込んでしまい、特にグリップ不足で怖い思いをしたということはありませんでした。もちろん初めから信頼はしていないので極端な倒し込みやスポーツ走行はほとんどしてこなかったので気にしなかったという感じですね。しかしタイヤのライフとしては半端じゃなく、12,000キロ走っているにも関わらず形がほとんど変形していないのです。これは交換する必要ないのでは?と思ったのですが、前回のスプロケ同様、足回りリフレッシュ計画だったので交換を決意。ちなみに古いタイヤは写真を撮り忘れたので何も残っていません。

 

交換した部品

  • タイヤ前後 メッツェラー M5

上記でタイヤがないという話をしましたが、バイクの場合、前後のセット販売だと値段がかなり下がる場合があります。ですので、単体同士で購入するとやたら高くなります。セット販売がなければ前後で45,000円くらいしたので、これはちょっと嫌だなと思いながらも、店員さんと相談すると、「セットで販売できるタイヤがある」とのお言葉。唯一ラインナップがあるのが、メッツェラーのM5というモデルです。これはどちらかというとスポーツ走行用よりのようなので、私としてはロングライフの方がいいなとは思っていたのですが、これしかないなら仕方ないということでこれをチョイス。値段はセットで25,000円でした。工賃が5,000円くらいだったので合計、30,000円で交換です。単体で買えば工賃を入れて50,000円くらいしたことを考えるとかなり安くなったと言えますね。

 

 

交換後の感想

グリップ半端ない!!笑 交差点でその違いを実感できました。「いや、普通だから」という人がほとんどかもしれませんが、前があまりにもひどかったようなので違いがでかすぎてびっくりです。一番最初交差点を曲がった時の感覚としては、「これスピード出るの?」と思うほど押さえつけられている感覚が強かったです。今までは滑るように走っていた感じなんでしょうね。だから「グリップすること」=「強い抵抗を感じた」ということなんだと思います。この抵抗があまりにも強く感じたので直線を走るぶんにも抵抗になると錯覚するほど違いました。しかし、それはコーナリングの安定感に直結します。テスト走行としてコーナーの多い道を少し走りましたがあまりにも安心感があって楽しくて仕方がなかったです。自分が上手くなったような感じがします。グリップの違いもすごいのですが、タイヤの潰れ方なのか形なのかわかりませんがマシンを寝かせる際にも違いがはっきりわかります。すっとバンクしていくんですよね。グリップ力もあってか今までの感覚で曲がると内側にどんどん入っていってしまうんです笑 これはこれでかなり危ないので感覚を修正しなければいけません。交換後の写真です。

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この時はまだスプロケットを交換していませんが、このあと交換しています。タイヤのパターンとしては特別かっこいいとは思いませんでしたが、とにかく大満足です。

 

 

自分のレベルが測れる

最近のスポーツタイヤには全てついているのかはわかりませんが、このメッツェラーM5というタイヤには、どこまでタイヤを使ったかというメモリがついています。これで自分がどこまでタイヤを使っていて、どれくらいのレベルかということを測れるみたいですね。まぁ数値化しなくても、「これくらい」という感覚でもいいような気もしますが。

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これがそのメモリです。メモリはいいとして、その右側に書かれている謎の絵は必要だったのか笑 テスト走行時は短い峠道のような場所を走りましたが、今の私のレベルは4ということになりそうです。まぁ、慣らし運転ですから・・・。ちなみにギアの下に足を入れた状態で走って靴を地面にするくらいまでは倒したのですが、それでも4.2くらいでした。ステップまですっても5まで行かないんじゃないかと感じます。まぁ公道レベルでは4も使わないという感じですね。ちなみに純正タイヤはステップをするところまで倒しても、上記で言う4くらいまでしか行きませんでした。タイヤの硬さのせいかな?とは思っていたのですが今回交換してもあまり使う部分は変わらないようなのでタイヤの形状の問題なのかもしれませんね。いつかはレベル5へ・・・。

 

 

最後に

スプロケと同様、なんでもっと早く変えなかったんだ!!と叫びたくなります。しかし、あれだけ純正タイヤで走ったからこそ、この違いに驚けたと言うこともあるのでよしとしましょう。愛着もさらに湧きますし。ただライフ自体は確実に短くなったので交換する頻度は高そうです・・・。次に交換するときに同じくらいの値段でタイヤが買えるのかと言うことが心配ですね。

ちなみに交換した際、メカニックの方が、「これすごいタイヤですね・・・。」といっていました笑 とにかくめちゃくちゃ硬いみたいです。そんなダメなタイヤを穿かされている200DUKEもなんだか可愛いやつだななんて思えてきましたね笑