本日iphoneXが正式に発表されました。私は現在iphone6を使っていますが、今回は間違いなく買い換える予定です。しかし、冷静に考えてみて本当に必要なのかということも考えていかないといけません。個人的には製品の出来がどうとかではなく、自分で納得できるかという部分が重要なのです。
新しく搭載された機能
細かいスペックに関しては、別途検索すれば多くの情報を掲載したサイトが出てきますので、そちらを参照したほうがより詳しく分かるかと思います。ここでは今回新たに追加された機能が本当に必要かどうか考えていきます。今回新しく使いされた機能は、
- FaceID
- アニ文字
- ワイヤレス充電
この3つです。まずはこれらについて深く考えていきます。
FaceID
これまでは指紋認証でしたが、Xからは顔を認証してロックを解除します。便利な機能だとは思いますが、それほど革命的ではないのではと考えています。というのも現在の指紋認証で問題なく解除できていますし、これを使いたいから機種を交換しようとは思わなさそうです。ということでこの変更は個人的にあったらいいけどなくてもいい機能という位置づけになりました。
アニモジ
これは聞いた段階から必要ないと考えているものです。もともとメールなどで絵文字を使うことがあまりないので、その辺の部分を拡張されても魅力はありません。しかし、この先この技術が大きく進化する先駆けの物というのならこの先の進化は楽しみです。私としては予想も付かないものですが、アップルには何か見えているものがあるのかもしれません。
ワイヤレス充電
これは非常に便利だとは思いますが、あれば嬉しい位の機能ですね。これまで充電に対して面倒と思ったことはないですし、有線ケーブルは持ち歩くことも多いのであくまでも家の中で使える限定的な機能です。また、iphoneXを購入した際に一緒についてくるものでもないと思いますのでもしXを購入しても、ワイヤレス充電の機器を買うかどうかは微妙ですね。ただ、この機能によってアップルウォッチは使いやすくなるのではないでしょうか。家の中では腕時計は外すと思いますし、外した際にワイヤレス充電のボードに置けば充電が出来、翌日も使えます。そういった使い方をする人がXを購入するようであればワイヤレス充電は意味のあるものになるかもしれません。ちなみに私はアップルウォッチを所持していないので現状このワイヤレス充電というものにも魅力は感じます。
新機能に対しての総評
新機能だけを考えるとどうやら個人的には買い換えるまでの決定的な何かはないようです。もちろんどれも搭載されていて邪魔になるものではないのであるならあるでいいのですが、これを求めて購入しようとは思わないという感じですね。となるとやっぱりXは見送るのかという話になりますが、もう少し深く考えてみたいと思います。次は強化された機能についてです。
強化された既存機能
既存の機能が強化された部分もあります。「強化された」以外にも「無くなったもの」というものありますが、ざっと書いてみても
- ディスプレイが全面、有機ELに
- ホームボタンが無くなった
- プロセッサの強化
- カメラ機能
これらのことがあげられます。それではこの辺を含めて必要性を考えていきたいと思います。
ディスプレイに関して
ディスプレイはこれまでとは一新し、全面で有機ELとなりました。はっきり言って見た目としてはこの部分の変化が一番大きく、このデザインを魅力的と感じるのならそれだけで「買い」と言ってもいいかもしれません。ちなみに私としてもこの全面ディスプレイには非常に期待しています。これまで5から6などの機種は大きさなどが変化してきましたが、見た目としてはそれほど大きな変化はありません。ディスプレイの上下はブランクになっているわけですしホームボタンもあります。5から6の話をするならエッジがなくなったという変化はありますが、すごく変わったというイメージは持ちませんでした。しかし今回はちょっと違います。間違いなくこれまでのiphoneとは違うといえるのではないでしょうか。そうなると所有した際に「新しいスマホになった」と感じられることは大きいです。個人的にはこれだけでも今回機種変更する気になりますが、もう一押し欲しいところです。新機能に魅力を感じなかったということだったわけですが、ディスプレイが大きく、見た目が変わっただけでは私のスマホライフは変わらないですし、私生活としても何か大きな変化をもたらせるとは思えません。
ホームボタンについて
こちらについては、ディスプレイが全面になったということで仕方がない要素かなと思っています。ホームボタンは絶対に必要と感じているユーザーもたくさんいるでしょうが、個人的にはどちらでも問題ないと思っています。確かに今までの操作とは少し変わってしまうので最初は操作に戸惑うかもしれませんが、すぐになれるかと思います。それよりも全面ディスプレイの恩恵の方が大きいと感じています。ホームボタンがなくなったからXが欲しいという考え方はありえませんが、ディスプレイとセットになるかなといった感じです。
プロセッサの強化
これまでA10チップといわれるものがA11チップになるようです。かなりのベンチスコアが出ているようなので一部のベンチスコア好きの方にとっては、非常に魅力的な部分かもしれません。しかし私はそこまで求めていないというのが正直なところです。というのも、iphone6で軽めのゲームをプレイすることはありますが、動作が思いと感じたり不便だと思ったことはありません。もちろん強化されることによってより高度なプログラムを動かせるという意味では今後の寿命として考えると長く使えるということはありますが、現時点でここを最大の魅力とは感じていません。ただカメラには大きな影響を与えているようです。次はカメラの話になりますが、Xのカメラを動かすためにこれだけのプロセッサを用いているということになればこの強化は個人的に絶対に必要となります。
カメラの強化
今回私が一番魅力を感じられそうな部分がこのカメラです。私は一眼レフも使うし、ムービーカメラも使用します。iphone6の時代で既に一眼レフの出番が極端に減ってきました。というのも大抵の写真はiphoneで満足した仕上がりになるからです。確かにとてつもなく綺麗に撮りたいということなら一眼レフを持ち出すことはありますが、そんなシチュエーションはそれほど多くありません。それならスマホ1台である程度の水準の写真を撮れる方が荷物も軽くなるので恩恵は大きいです。ただ、ムービーに関してはまだ専用機を使っています。使っているのはgoproですが、基本的にiphoneとgoproを持ち歩いて観光なり何なりしているという感じですね。今回のXで大幅にムービー機能が強化されるため、goproに変わる可能性があるかもしれないという部分で注目しています。Xのカメラスペックですが、
- 1200万画素
- F1.8、2.4のデュアルカメラ
- 4K 60FPS
- 1080p 240FPS
- 光学手振れ補正
といったスペックになっています。個人的に注目しているのが1080p 240FPSという部分です。個人的な趣味で様々な動画を撮影し編集を行っていますが、動画の演出としてスローモーション使用することもあるのですが、1080pで240FPSで撮れるという事であれば十分メイン機として使用できると思っています。もちろんどれくらいの写りで動画が撮影できるのかという部分は確かめなければいけないのですがgoproと同等レベルの動画を取れるということであれば、簡単な旅行時の記録としては静止画も動画もiphoneXのみで足りるということになります。もちろん更なる画質を求めるなら一眼レフを、激しい動きがあるときはgoproを使用することになるがそれはそのシチュエーションにあわせればいいということですね。そうなると荷物は更に減り本当にiphoenXを持っていれば私がやりたいことのほとんどが可能になるかもしれません。この部分は私にとって本当に重要です。
強化面での総評
まずディスプレイです。この部分は見た目という意味でも非常に魅力的でこの部分だけでも買い替えてもいいかもしれません。そしてカメラです。このカメラが私にとって満足できるレベルであれば間違いなく買い換えることになりそうです。ストレージも256GBあればかなり撮れると思います。ただ4K60FPSや1080p240FPSなどの動画をバンバン撮ればさすがに圧迫すると思いますのでその辺はパソコンに移動してということで対処できるかと思います。ということで私にとってはディスプレイとカメラという面で買い替えが確定しそうです。プロセッサについてもカメラに大きく関わっているということであれば必要な強化となりそうです。
最後に
皆さんにとってiphoneXは買い替えに値するものであったでしょうか。個人的には上記であるように、
- ディスプレイ(デザイン)
- カメラ(プロセッサも含めて)
という面で買い替えがほぼ確定したといえます。ただ多くの人がそこまでカメラのムービー機能を重視するかといわれるとそうではないかと思います。購入を迷っている人は、何か自分にとって魅力的な機能などを見つけることで何かが見えてくるかもしれませんね。それにしても今回のデザイン一新は個人的には非常に魅力を感じています。多くのユーザーはこのデザインだけでも買い換えたいなんて思うのではないでしょうか。また新機能も個人的には魅力と感じていませんが、逆にその部分に期待しているといった人もいると思います。値段は少々しますが、自分の中で折り合いをつけて今回のiphoneXの購入検討をしていきましょう!