11月3日にiphoneXが発売されましたが、ネット上では様々いわれています。個人的には気に入っているのですが、どうしても使いにくいポイントもあります。それから持っていないのに批判している人もいるのでその辺の話をしていきたいと思います。
持っていないのに批判
これは私が勝手に決め付けている感じになってしまいますがfaceIDについて先に話しておきましょう。faceIDの使い勝手というものに関しては悪くないレベルです。以前の記事でも書いたのですが、簡単に言うと、
- デスクの上において使うことが多い人
- マスクを多用する人
これらの条件に当てはまる人はfaceIDの恩恵を受けられないので購入を考えたほうが良いかと思います。様々なブログなどで評価されているiphoneXですが、この上記2点を挙げた上で、「iphoneXはイマイチだ」と言っている人がいるのならそれは正しいことかと思います。個人的に「本当に使ってるの?」と思う発言が、
- なかなか自分を認識しない
- 解除までに時間がかかる
- 他人でも突破できた
- 薄暗いと解除できない
- 寝起きは解除できない
これらのことが書かれていることが多く、そのためiphoneXがイマイチという評価をされていることがあります。私が使っている感じどれも全く問題ないレベルだと思います。いいたいことも分かるのでこの辺を話していきます。
なかなか自分を認識しない
まず自分を認識しないという話ですが、確かに100%認識してくれるというわけではありません。私が使っていて認識しない場合ですが、
- めちゃくちゃ笑顔だったり笑っている場合
- あくびをしている場合
この二つです。これに関しては別に少し落ちついてから再度認識すればいいだけの話なので何の問題もありません。
解除までに時間がかかる
これも指紋認証とほとんど変わらないという認識でOKです。ネットでは指紋よりも約1秒遅いため1日100回ほど解除するということは100秒ロスをする。1年で36500秒のロス。時間にして10時間のロスとなる的なことがかかれていたりしますが、個人的には笑ってしまいます。確かに年間10時間するのかもしれませんが、使っている時点で「待たされている」という感覚はありません。であればもし本当に1秒違ったとしても、許容できる範囲ではありますし、実際に指紋によって1秒早く解除されたことを活かせるかというところがポイントです。そんなにダッシュで操作することなどないので何の問題もありません。むしろ、一発目の機能としてここまで出来るのであば素直にすごいといったものです。
他人でも解除できた
私の周りでは出来た人はいません。逆にどういう条件で試したのか知りたいくらいです。
薄暗いと解除できない
欠片の光すらないほど真っ暗ならどうか分かりませんが、夜の街灯レベルで余裕で解除できます。寝室で真っ暗にしても解除できるので、こちらも逆にどうやったら解除できないのか知りたいくらいです。
寝起きは解除できない
これは某youtuberさんも言っておりましたが、確かに解除率は低くなります。それでも私の場合解除ミスはあまり起こりませんが、顔の作りや、寝起きの顔のむくみがひどい人などは解除が難しいのかもしれません。あとは、寝ている体勢が悪いということもあると思います。私は自分の腕を枕代わりにして寝転がることがありますが、その際顔の一部が隠れてしまい、認識しないということがあります。とはいっても寝起き顔がどれだけ維持されるのか分かりませんが、1時間以上寝起き顔が続く人もあまりいないような気もします。ただ、ここは一つのポイントになる部分だとは思います。
個人的に使いにくいポイント
個人的にはいくつか使いにくいと感じるポイントがあります。重さや、大きさにるネガティブな部分は分かりきっているので特には書きませんが、そういった意味での操作性は7よりも大きくなった分、操作はしにくくなったと思います。それ以外に私が気になっている点を上げるとすると、
- スリープ状態にするためにサイドのボタンを押すとスクショを撮ってしまうことがある。
- 横画面で使っている状態で、ホーム画面に戻るのがやたら難しい。
- タスクを消す操作が、3Dタッチを使用しなければならない
- 全画面に表示と世の中の規格が合っていない
こういった部分が気になるポイントです。
まずスリープからのスクショですが、ボタン配置は6から大きく変わっていないのになぜかボリュームボタンと、スリープボタンを押してしまいます。これはサイズが大きくなってしまったからこれまでのもち方と変わってしまったからなのかも知れません。
それから横画面からのホーム画面移動がやたら大変です。横画面からホーム画面に戻るシチュエーションはなかなかないのですが、私の場合、カーナビとして横使いをしているときにホーム画面に戻ろうとしても上手く戻せません。youtubeなどは見終わったら一度持ち上げるので縦に戻り問題なく使えるのですが、ナビのときだけはちょっとイライラします。
タスクを消す操作ですが、タスクを出すのはそれほど大変ではなく、むしろやりやすいと感じます。しかし、これまでであれば切りたいタスクを指ではじくだけだったのに対して、Xでは3Dタッチを行ってからはじかなければいけません。この作業がちょっと面倒ですね。
最後に画面の企画です。世の中の企画で一番利用することが多いのが16:9です。この企画はyoutubeなどの動画に対応した比率です。Xは縦横比は16:9ではないので、youtubeなどの動画を見る際は両側が黒くつぶれた状態で見ることになります。(映画の上下の黒い帯のようなものですね。)この状態のiphoneXはこれまでのiphoneと同じように見えてしまいます。iphoneXを全画面で表示できるものとしては、
- ブラウザ
- 対応したアプリ
この2つになります。ちなみにyoutubeも検索画面などはiphoneXの幅に対応していますが、動画自体が対応していないのでこの上下の黒い帯がなくなることはありません。そうなるとiphoneXの優位な点というものはそれほどないのです。
最後に
自分で解析をすればするほど良いところもあるのですが、必要ない部分というものもあるということが分かってきます。ここまでをまとめるとiphoen8でいいのではないかと思ってしまいますが、唯一すばらしい点はカメラでしょう。iphoneXクラスのカメラ性能を持たせようと思う、8でもplusが必要になります。それがこのコンパクトさに収まっているということであればそこだけで買おうと思う人もいるかと思います。個人的にはこの不満点を、カメラの性能で帳消しにしているかなと感じました。