人の全ては金になる

最近タイトルのようなことを考えるようになりました。絶対にというわけではありませんが、私が考えている範囲では人の全てのは金になります。人が金を手にするということは、働いたり、ギャンブルをしたり、さらには体を売ったりなんてことがあるでしょう。しかし、それだけではありません。

 記憶すらも金になる

人は体を動かすことでお金を得ることがほとんどです。もちろん、体を動かすよりも頭を動かして稼いでいるという言い方をする人もいるでしょう。しかし、これは体を動かしていると同じことと考えます。体を動かす以外であれば、体そのもを売買するという方法もありますが、犯罪であったり、普通の生活に戻れないということもあるでしょう。であれば人はこれら以外にお金を生む方法はないのかと言われればまだあります。記憶を売ります。

 

 記憶を売るとは

SF映画に出てくるようなそんな恐ろしい話ではありません。記憶を売るというのは、自分が経験したことを情報として売るということです。数十年前までは、「情報を売る」ということであれば、本にしたり、講演会を開いたりとそういった方法でしか売ることが出来ませんでした。それから少し未来にインターネットが生まれます。このとき、ここで情報を公開することが出来ましたが、お金に換えるということは一部の人しか出来なかったと思います。そしてここ数年の話になりますが、ネットビジネスとして様々なプログラムが生まれてきました。広告収入という形でお金を生むことが出来ます。お金を生むということは、広告をクリックするということになりますが、その広告を貼り付けるサイトは、自分の知識が載っているサイトになります。直接的には、知識が金を生んでいるわけではありませんが、結果的に様々なプログラムを通して、自分の知識が金を生んでいるということになるのです。

 

 

どんな情報でもいい

例えば広告収入をもらうためにブログを始めたいと思った人は、まず、何を題材にブログを書いてみようかなんて思うかと思います。そして多くの人が専門的な知識を考えますが、博士クラスでなければ専門的な知識を供給し続けるのは難しいということに気がつくことでしょう。であれば、やはり一般人には情報を売るということは出来ないのかという話になってしまいます。それは違うんです。人のどんな情報でもお金に換わります。例えば、毎日必ず飲み屋にいく人がいたとしましょう。その人3年間毎日居酒屋に通い、全ての記憶をブログに書いたらどうなるでしょう。約1000件の記事が完成し、本当にたくさんの居酒屋の情報がそこに集約されるわけです。情報というのは生活に役立つだけのものではありません。娯楽であってもいいですし、全く意味のないものでもいいのです。私のブログもそうですが、いろんなブログでは、なんてことのない日常的なことをひたすらブログに書いている人もたくさんいます。もちろんすぐに収入につながるということではありませんが根気強くやっていればいつかは収入に結びついていくのです。

 

 

最後に

私の個人的な思いとしては、特別なことをせずに、やってきたことを記録するということが重要だと思っています。確かに、様々なことを思いついて実践して記事にするということも大切ですし最終的にはそこに行き着くのかもしれませんが、それはある意味記憶を売っているということにはならないのではないでしょうか。それに、特別なことをやろうとするとそれのためだけに時間をとられてしまうわけです。人間生きていれば何かの行動を起こしているわけです。動物を飼っているなら動物の観察ブログであったり、植物の観察ブログ、ドライブブログだったり、睡眠のブログだって書き続ければ金を生むかもしれません。一昔前までは全く考えられなかったことが、複数のプログラムとかみ合わせることで、自分の記憶を切り売りし、お金を生むことが可能となってきたのです。そしてその情報にどれだけの価値があるかということを判断するのは、自分ではなくて読み手側です。意外な記憶が高アクセスをたたき出すなんてことがあるかもしれません。自分の生活を振り返って売れるところがあるなら売ってしまうのもいいのではないでしょうか。