不良行為は悪いことではない

不良の何が悪いかという話をしていきます。基本的に不良のやっていることは悪いことでないです。もちろん、器物破損や、迷惑行為など、法に触れるようなことをやっているのなら、それは悪いことと言えますが、それだって子供がやってることです。少しくらい大目に見ることだってあるでしょう。問題は先を見据えているかです。

悪いという意味

冒頭でも話したとおり、法に触れるようなことをしたらそれは「悪い」ということになります。 しかし、ここで「悪い」ということはそういう意味ではありません。将来的に不良のままでは「悪い」ということになるという話です。具体的に言えば、社会的地位でしょう。どんなに優れた能力を持っていても、不良のまま社会に出れば絶対に評価されることはありません。もちろん、「〇〇君は優秀だねぇ」なんていわれることはあるかもしれませんが、それは個人的な評価であって、社会的な評価ではないのです。

 

社会人になってから不良の看板をおろすのは難しい

現在進行形で不良をやっている人からしたら、「別に関係ない」と思うかもしれませんが、社会に出てから、これまで不良だった部分を取り返すことはかなり難しいということを覚えておきましょう。なぜ難しいのかということは別の記事で書きますが、結局は学歴なのです。それも一流大学に入りなさいということではないです。もちろん一部上場企業に勤めたいということであれば一流大学に入らなければいけないのですが、普通に行ける大学や専門学校を出るということは大切です。この肩書きがないとそもそもスタートラインに立てなくなります。ここで浪人したり、留年したりということはあまり関係ありません。最終学歴が低ければ低いほどつける仕事は底辺寄りになってしまいます。

 

 

悪いことの方が良い経験になる場合もある

例えば夜遊びしたり、暴力を振るってみたり、不良は数多くの悪いことをすることが多いでしょう。これは全て無駄かといえばそんなことはありません。全てにおいて良い経験になります。ここら辺は対人スキルとして成長していくでしょう。むしろ普通じゃなかなか出来ない経験や、怖い思い、先輩との上下関係など社会に出てから役に立つスキルはたくさんあるのです。不良の方がリア充で、根暗な方がコミュ症なんてことはよくある話です。法に触れてはいけないとは思いますが、こういった経験は積んでおいて損はないと思っています。これらを経験した上で、一般人と同じスタートラインにたつことが出来ればそれは大きな力となります。

 

 

最後に

今回はここまでとしますが、ここまでを箇条書きにすると、

  • 不良行為は悪いことではなく、いい経験になる
  • 不良の看板を下ろすのは社会人になる前
  • 最終学歴には気を使え

ということです。そしてこれを踏まえてどういう風にすごしていけばいいかというと、

「不良行為と健全な生活を両立していくということ」です。

非常に大変なことではかもしれませんが、学生時代のたった数年間、両方こなすだけで全く真逆の生活が待っていることでしょう。今はわからないかもしれませんが、社会人になったとき、周りと比べて「あの時頑張ってよかった」と絶対思えると思います。今までの生活に何か疑問を持っている人がいるなら、一度自分のあり方を考えてみましょう。