おじいちゃん、おばあちゃん、年配の方におすすめしたいタバコ(グロー)

少し前までは、アイコスとグローの両刀使いだったのですが、最近は、アイコスがほとんどでした。これまでこのブログでもこの両者の比較はしてきましたが、決定的に違うのがタバコとしての吸いごたえです。これが圧倒的にアイコスの方が高いのでどうしてもこちらの頻度が高くなりました。そんな余ってしまったグローを有効活用できたので、ご紹介します。

 年配の方にはグローを勧めたい

年配の方というのがどの年齢からかということはなんとも言えませんが、言ったことが覚えられなくなったなど、人が年をとれば当然その時は来ます。しかし、習慣づいているものに関してはしっかりとこなすことができ、毎日のルーティンワークなどはこなしているという人は多いでしょう。そしてタバコもルーティンワークの一つで、やめて欲しいと思っていてもなかなかやめてはくれないものです。もちろん施設などに入っていればタバコも吸えませんが、家で生活しているような方は悩んでいる人も多いかもしれません。そんな年配の方にはグローをおすすめしたいです。私の周りで起きたストーリー話していきたいと思います。

 

タバコが臭いから加熱式タバコを

タバコをどこでもぷかぷか吸われると、壁紙は黄色くなるし、体にもよくないしいいことなど何もありません。そこで最近話題になっている加熱式タバコです。この加熱式タバコは、水蒸気を吸うので煙自体に壁などを黄色くする成分がほとんど含まれていませんし、人体への影響も90%除去されていると言われています。(これは現在検証中でもあり、本当に90%影響が少なくなっているのか、正しいことはわかっていません。ただ、メーカーはそう謳っています。) さらに、火を使わないので火事になる心配もゼロとなります。よく年配の方の寝タバコで火事なんて話がありますが、こう言った部分にも非常に有効と言えます。私には祖父母が健在ですが、どちらもタバコを吸うので、これまで吸っていた紙巻タバコを加熱式タバコに変えようとという流れになりました。そこでアイコスを手に入れて使い方を教え使ってもらうことに。

 

 

アイコスが1ヶ月も持たずに破損

やはり年をとると新しいことが覚えられなくなります。何度アイコスの使い方を説明してもうまく吸えないのです。もちろん吸えているときもあるのですが、不完全な状態で使用するものですから、様々なところに問題が起きて最終的にはブレードが折れてしまいました。どんな部分に問題があったのかというと、

  • 吸い終わってホルダーに入れることを忘れる
  • 吸い終わってホルダーからタバコを外すのを忘れる
  • 力がないからブレードにうまくさせない
  • たまに中身だけホルダーの中に葉が残るがそれを残したまま次のスティックを入れる

などなどでした。一つ一つ確認していきます。

 

 

吸い終わり関連

吸い終わった際のホルダーに入れ忘れですが、普通なら「まじか」くらいに思って再度充電をするでしょう。しかし、何が起きているかわかっていないレベルに達していると、なぜ吸えないのかということでボタンを連打して見たり、スティックを抜いて見たりと間違った行動をとってしまいます。また吸い終わりにスティックを抜かないと、葉がブレードに付着しやすくなり、ブレードが汚れてしまったり、葉が中に残ってしまったりします。この状態になると正常な状態に自力で戻すのは難しく一気に破損してしまう可能性が高くなります。

 

 

ブレードにうまくさせない

これは全く思いもしなかったのですが、力が弱いためブレードにうまくスティックをさせないのです。確かに大人でもたまに硬い個体に当たった時はかなり力を入れてスティックを刺します。そう考えると、年配の方には少々キツイのかもしれません。うまく刺さらないものだから斜めから変な力を加えて見たり、重石みたいなもので押し込んだりと非常に危険な使い方をしていました。ここも年配の方には合わない部分です。

 

 

葉が残ったまま次のスティックを刺す

これが致命的です。大人が使っていても、たまにスティック内の葉がホルダーの中に残っていて、うまく入らないから確認するなんてことがあります。普通なら入らないと思ったら何かがおかしいと思って中を覗くのですが、年配の方は自分の力がないことも関連してしまい、さらに強い力で押し込もうとします。もちろん中に葉が詰まっているということに気がついて入れば問題ないのですが、満足に使えないレベルであれば、まさかそこに葉が詰まっているなんて考えもしないでしょう。ということでこれが原因でブレードを折ってしまったわけです。

 

 

年配の方にアイコスは無理なのか・・・

半年くらい使って壊れたのなら仕方ないとも思うのですが、まさか1ヶ月も持たないとは思いませんでした。ということで加熱式タバコに変更させることは不可能なのかと思った時に、グローのことを思い出すわけです。というかなぜ思いつかなかったかという感じでした。グローの操作は非常に簡単です。これなら年配の方でも使えるのではないかということですぐさま使ってもらうことにしました。

 

 

グローを使いこなしている!!

なんと使い始めて2日でグローを使いこなしているのです。本人もこれならわかりやすいと言っており、なんの問題もなく使えています。どういう部分があっているのか書いていくと、

  • 吸い終わってホルダーにしまうなどの操作がない
  • 吸い終わってもすぐにスティックを抜く必要がない。吸う前に抜けば良い
  • 本体が太く、安定して持っていられる
  • スティックを入れる時に力が全く必要ない
  • 本体がほとんど汚れないから掃除の頻度が少ない
  • 万が一葉が残っていてその上から新しいスティックを押し込んでも本体が壊れるような構造になっていない

こう言った性能が非常にマッチしたと思います。とにかく今回は「力」という部分も重要なんだなと思いました。それからメンテナンスフリーという部分も非常に大きいです。もちろん複雑な操作を可能なまだまだ若い方であればアイコスでもなんの問題もないのですが、やはり操作は単純の方がいいです。そんなこんなでうちの祖父母はあっという間にグローを使いこなしご機嫌で吸っています。

 

 

初日に間違えた話

渡した際に使い方を紙に書いて説明したのですが、一つだけ間違えていました。「ボタンを3秒くらい長押しすると、ブルブル震えて押してるボタンが光るからそれから40秒待ってね」と教えていたのですが、「ボタンを押しても、ボタンがが回転しない!」と言ってきたのです笑 どこをどう認識したら「回転」という言葉が出てくるのでしょうか笑 この発言にはかなり笑いました笑 「回転じゃなくて光るんだよ」と再度教えるとその後はうまく使うことができました。

 

 

年配にグローはおすすめ

以上のことから、年配の方でタバコをやめられないという人が身近にいるならグローをお勧めします。グローはアイコスに比べて吸い味が軽いのですがその辺は慣れてもらうしかないでしょう。無事に加熱式タバコに変更することができたら、

  • 壁は黄色くならない
  • 体にも良さそう
  • 火事の心配ゼロ

ということになり、非常に安心できるのではないかと思います。

 

 

グローに言いたいこと

これまでグローは劣化版アイコスというイメージを持っていました。操作が簡単だったりメンテナンス性だったりと、そう言ったことはどうでもいいからタバコとしての吸い味をもっと強くしてくれと思っていたりして、アイコスの一人勝ちだななんて思っていました。しかし、それはしっかりと理解して扱える人だからなのです。グローは、その簡単操作と、耐久力、メンテナンス性を武器にして、年配者にも目を向けるべきです。そしてそんな新しい機械に年配の方が飛びついていくるなんてありえませんから、年配の方と一緒に暮らしている家族の方など、タバコに興味がない人に対しても、「祖父母がタバコを吸っているのであればグローはいかがですか?」と営業をかけるべきでしょう。現在は少子高齢化となっている上に、タバコも若者は吸わなくなってきています。年配の方もやめている方はたくさんいると思いますが、まだまだ吸っている人もたくさんいるでしょう。その辺のターゲットを一気にかっさらってく可能性は秘めていると思います。ちなみにプルームテックも同様かなと思っています。アイコスに比べて、プルームテック、グローは扱いが簡単です。まだどの会社も年配者へのアピールはそれほど強くないと思っているので、自社の特徴を武器にCMを打っていくべきです。テレビCMでこれらのメリットを謳えばかなり売れるんじゃないかと個人的に思っています。本人にその気が無くても、家族が使って欲しいと思わせれば、勝ちなのですから。こう言った部分でも今後どういった戦略になるのか楽しみですね。