私の200DUKEも12,000キロを突破して、色々なところが悪くなってきたようなので、リフレッシュ計画をはじめました。とは言っても気になるところは足回り関係で、今回はスプロケットの交換となります。交換前の感覚と、交換後の感覚を合わせて書いていきたいと思います。
200DUKEの純正スプロケ
200DUKEの純正スプロケはドライブが14T、リアが42Tとのことでした。近くの大手バイクパーツ屋さんで交換をお願いしたのですが、そこに置いてあるカタログには200DUKEだけの型番が載っていない！ネットで調べてみると、様々なことが書かれていました。リアが43Tと書かれていたり、真実がよくわからないと言った感じになってしまい、しょうがないので、実際に今ついているものを数えて確認することに。すると、上記で書いた通り42Tということがわかったわけです。200DUKEは下道を走るぶんには非常にちょうどいいバイクなのですが、高速走行するには少々足りない感じがします。そこで、リアの丁数を少し下げようかなとも思ったのですが、ベストバランスを崩していいものか？と悩んだ末、純正と変わらない42をチョイス。しかし、200DUKEに取り付けられるスプロケは店頭には在庫がなかったため、取り寄せてもらうことに。
ちなみに、最初はKTMパワーパーツのオレンジスプロケとチェーンにしようと思ったのですが、装着した写真をみたら結構ド派手で、あまりかっこいいとは感じなかったので通常品をチョイスしました。これが純正の写真
黒いスプロケでいかにもと言った感じ。これがピカピカになると思うとワクワクしますね。ちなみにチェーンは赤く錆びてしまいこちらも同時に交換することにしています。
交換に至った経緯
最近チェーンの張りがちょっとおかしいのです。まずあっという間に伸びきってしまうんですね。一回ツーリングに行ったらダルンダルンといった感じです。ただダルンダルンになるだけならこまめに張り直せばいいのかもしれませんが、問題は別のところにあります。チェーンの伸びがおそらく均等ではないのです。チェーンを張った直後の動きとしてどういう状態かというと、チェーンが1周するごとにキツイ抵抗を感じるのです。文で説明するのは難しいのですが、グワングワングワングワンと抵抗を受けている感じですね。音もします。これが非常に不快な上に、コーナーリング中なども非常に不安定になります。これがいやで交換するといった感じですね。
ネットで色々調べてみると、200DUKEの純正チェーンとスプロケの品質はかなりよくないみたいでした。購入してからすぐに変えてもいいかなとも思っていたのですが、多少はへたるまで待とうと思っていてようやくへたったと実感できたという感じですね。どちらも精度が低いようなので、どちらも高精度のものを取り付ければ激変するのではとこれまたワクワクします。
交換した製品
スプロケはISA製もあるようです。総額37,000円でした。細かい内訳を忘れましたが、チェーン15,000円、ドライブ4,000円、リア9,000円、工賃9,000くらいだったかな？
交換後
まず、押すのが軽いです。それはもう今までなんだったんだと思うほど軽いです。純正でも信頼の高いスプロケ、チェーンを搭載している車両ならここまで違いを感じることはないかもしれませんが、私の場合はかなりひどい状態からの新品ですのでその変化は劇的でした。そして走行して赤信号になった時にクラッチを切りますが、チェーンの音は無音です。これまではグワングワングワングワンと激しい音がしていたので驚きました。そして予想通りと言えばそうなのですが、抵抗がなくなった分、加速が非常によくなりました。ある程度スピードが出ている場合は、マシンのパワーがないのでそれほど変化は感じられませんでしたが、低速はかなり違いを感じます。音が消えてパワーも出て、抵抗がなくなった分燃費にも多少は影響するでしょう。そして見た目です。
美しい・・・。チェーンをゴールドにしようか迷ったのですが、ゴールド×ゴールドはどうかな？と思ってシルバーをチョイスしましたが大正解ですね。(個人的なセンスですが) 今までの黒黒コンビからピカピカコンビに大変身！テスト走行の途中コンビニに寄りましたが、ずっと眺めていました笑
最後に
なぜ今まで交換しなかったのか！！と言いたくなるくらい効果は大きく、満足度も高いです。(新車かの変更ではそこまでの変化は感じないかもしれません) まだノーマルで乗っているようであればオススメの改造と言えるかもしれませんね。こうなってくると、チェーンカバーのダサさが際立ちます笑 ここをカーボンに変更してみようかなと考えてみたり・・・。今までも気に入ったバイクではありましたが、今回さらに気に入りました！
