高性能パソコンには大容量ストレージが必須

ここ最近は、スマホが圧倒的に普及したおかげで、パソコン自体を所持していないという人が増えてきているようです。私にとってはこうやってブログを書いたり様々な活動をするのに必須アイテムであるのでパソコンがないということは考えられません。そんなパソコンは一体何を重視したらいいのかという部分を私なりに話していきます。

 使用用途について

パソコンといっても性能はピンからキリまであります。本当に簡単なアプリケーションからタイピングするだけに使われるパソコンから、ゲームであったり動画編集などかなりの負荷がかかるものもあります。パソコンを酷使しないということであればそれほど高いスペックは必要ありませんが、今回は高いスペックのパソコンの場合、何に注意するべきかという話です。そして私が考えているのはストレージ(データの保存容量)です。

 

重要なのはストレージ

ストレージとはデータを保存しておくものですが、これは惜しむことなく大容量にすることをオススメします。まず、高性能パソコンを購入しようとしている人はそれなりのことをパソコンで行おうとしているかと思います。それが写真編集なのか、動画編集なのかゲームなのかは人それぞれですが、まずCPUを何にするか考えることでしょう。最近はBTOパソコンなどが比較的安価でありながら高スペックのパソコンを作ることができますのでこういったメーカーでパソコンを購入しようと考えている人は多いのではないでしょうか。

CPUをかなりハイスペックなものに選択した後は、次にグラフィックボードを考えるかと思います。用途に合わせて選択するわけですが、この辺を高性能にするだけで格段にパソコンの値段は上がります。近年では低スペックパソコンなら5万もかからず購入することができますが、CPU、グラフィックボードを高性能にすると一気に15万円くらいまで跳ね上がるでしょう。予算がいくらなのかも人それぞれですが、この二つをチョイスしたら、次はできるだけお金をかけないようにコストダウンを目指すかもしれません。必要ないものは取り付けず、電源など選択肢が多いものは全て標準品とすることが多いかと思います。その流れでストレージも標準品を選択してしまうのではないですか?私はこのストレージだけは大量にするべきだと考えています。

 

 

ストレージの役割

ストレージといってもHDDであったりSSDであったりと種類があります。当然SSDの方が高性能なわけですが、大容量にするには相当なお金がかかります。ストレージにはOSも含まれるのでストレージがSSDであれば早い起動や、安定したパフォーマンスを発揮できるでしょう。ですのでSSDを選択できればそれに越したことはありません。ただSSDといっても120GBであったり250GBなんてものがデフォルトで選択されていることもあります。120GBと聞いて多いと感じる方もいるかもしれませんがこの数字は圧倒的に少ないです。ネットサーフィンをするだけのパソコンであれば十分と言えるかもしれませんが買おうとしているのは高性能パソコンです。最低でも500GB欲を言えば2TBくらいあった方がいいですね。しかし2TBのSSDなんて半端じゃない値段ですのでそこは財布と相談しなければいけません。しかし、なぜそんなにストレージがあった方がいいのかといえば、高性能だからです。これは高性能パソコンだから使用するのにストレージにも容量が必要という話ではありません。高性能なパソコンで処理するようなデータを保存しておかなければいけないから大容量でなければいけないのです。動画を編集していて1080pで編集した場合20分の動画で5GBくらいのサイズになります。20本作り溜めたら100GBです。128GBでは足りないですね。また、元データを展開するのに容量を圧迫することもあります。次にゲームなどでは1つのゲームが50GBなんてことはよくある話です。それを4本インストールしたら200GBですね。これも256GBでは足りないということです。

 

 

外部ストレージは?

本体のストレージを小さめにして、外部ストレージを多く取るということはどうかと考えるかもしれません。これは最終的な手段でできればできれば本体に入っているものの方が良いでしょう。というのも、USBでデータをやり取りするには速度がだいぶ遅くなります。大きなデータであればあるほどその時間はたくさんかかってしまうのでできれば本体にガンガン溜め込んで一気に2,300GBを転送するという使い方が一番ストレスなく使えると思います。

 

 

まとめ

個人的には今はストレージが全てと考えているほど重要視しています。もちろんCPUやグラフィックボードが前提ですが、高性能であればあるほど大容量ストレージが望ましいでしょう。SSDにこだわらなくても大容量HDDでも良いかと思います。この場合、転送速度や起動速度はSSDにはかなわないものの、データのやり取りが面倒にならずさらにSSDよりもはるかに大きい容量を搭載しやすいので便利かと思います。またHDDであれば最初からそれなりの容量のものが選択されていることが多いので後はお財布と相談して決めるのが良いでしょう。問題は、高速起動、高速アクセスを謳っているSSDに変更して注文する場合です。この場合、容量が小さくても外部ストレージでなんとかすればいいやと考えていると、思っている以上にデータのやり取りにストレスを感じる可能性が高くなります。実際に私はそういった経験があるのでその次のパソコンを購入した際は一番注意して選択しました。これから高性能パソコンを購入しようと考えている方は、CPUやグラフィックボードだけでなく、ストレージにも目を向けてみてください。