キャンプ枕 U.L. コンフォートシステムピローの評価

先日またまたキャンプに行ってきて、前回の課題であった「枕」に対して挑戦してみました。しかし、結果は惨敗。またしても課題が残ってしまいました。今回は決着が付くと感じていたのですが、使ってみて私が想像していた結果は得られませんでした。今回使ってみたのはモンベルのU.L. コンフォートシステムピローというものですが、何がどう悪かったのか話していこうと思います。

 製品の特徴

U.L. コンフォートシステムピローの優れた点は、モンベルのマットと連結できるという部分です。私が使用している最高に信頼しているマットが、モンベルの製品なので、この枕と連結することが出来ます。連結できるメリットとしては、枕がずれないということなので、これまで枕の移動に悩まされていた私にとっては良い結果が得られると感じていました。しかしこの連結、使い方次第ではまったく意味のない連結であるということが分かりました。

またクッション性ですが、袋にエアをつめるだけといった感じでクッション性は低いです。この製品にカバーをつけてやわらかさを出すのですが、この辺は好みがわかれそうですね。個人的には、ちょっとふわふわしてしまってあまり好みではないかなと思いました。パンパンにするとそれはそれで寝づらいですしね。

 

私の使い方

私の使い方では全く意味のない連結という話をしましたが、詳しく話していこうと思います。ペイントで簡単な絵を書いたのでそれを用いて説明していきます(下手ですみません)

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こういった感じで使用しました。というのも私が使っているテントの全長が2000mmくらいで、マットが1800mmなのでこの方法しかありません。これでイメージして問題ないと判断していたのですが、実際起こることとしては、

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こんな感じになります。するとどういうことが起こるかというと、枕は簡単に上へ動いてしまうということですね。連結部分にゆとりがあるので、このように動くことは当然です。これによって枕は全く固定されず、私が欲しかった結果には結びつくことが出来ませんでした。

 

 

どう使えばいいか

この枕がしっかりと固定されるということを考えると、

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このような形になります。これであれば上方向に力がかかっても連結部分がこれ以上伸びることはないのである程度固定されるということになります。しかし、それはマットか、テントの選択が重要になってきます。私の場合マットが1800mmでテントの全長が2000mmなので、このように枕を設置することが出来ません。ですので、1500mm程度のマットと併用すると2000mmくらいのテントでも問題なく使用することが出来るでしょう。普通に考えれば頭の部分で300mmはあると思いますので、1500mmマットと併用しても十分ゆとりを持って寝ることが出来るかもしれません。しかし既に1800mmのマットを使っている人が買い増しで1500mmのマットを買うのは少々もったいないですし、テントを大きくしようにも小さなテントを持っているとはそれこそ大きな出費になってしまいます。そうなった場合、はっきり言ってこの組み合わせはあきらめるしかないわけですが、もし製品としてアップデートされることがあるのなら、

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こういった部分に連結できる構造にしてもらうかになります。これはメーカー側の対応が必要となります。これによって上方向に力がかかっても連結部が伸びきる構造になるため、枕は動かなくなります。既にマットを持っている人がこれのためだけに買い増すかと言われればそれもまた難しいかもしれませんが。

 

 

最後に

やはり物は使ってみないと分からないですね。ワクワクで寝たときに、いきなり枕が動いて「あれ?」と、もう一度構造を確認してみると、動くのは当たり前でした。そのときのがっかり感は半端じゃないですね笑 しかし、本来の使い方として、あくまでもマットの外に置くものということであれば、納得のいく構造ではあります。ただ、1800mmのマット、2000mmのテントを使用している人であればそのように使うことは出来ないので、もう少し下側に連結できる構造になっているとうれしいですね。私と同じように使おうと思っている人は注意が必要ですが、1500mmのマットで、マットの外に置こうとしている人は、ずれなくて良い枕になるかもしれません。私の枕探しはまだまだ続きそうです。