youtubeで成功するためには

はじめに言っておきますと、私はyoutubeで成功しているわけではありません。ただ、動画を色々見ている際に気が付いたことがありました。成功者になるかならないかというのはこういった部分で差が出てるのではないかと感じたので今回はそんな一つの妄想として話をしていこうかと思います。

 憧れのyoutuber

自分がもしyoutuberになろうかと思った場合、漠然と自分のやってきていることを動画にしたいというよりは、「憧れ」「目標」といった人物がいてそんな人と同じようなことがやりたいと思って始めるのではないでしょうか。そういった目標になるようなyoutuberは大抵マルチに活動しており、どんな内容で動画を上げても高い再生数を記録します。もちろん最初からその域に達せるとは思わないでしょうが、同じことをつどけていればいつかたどり着けると夢見るのが普通です。しかし、この一流youtuberの真似を行ってもうまくいかないことが多いかと思います。では具体的に書いていきます。

 

ジャンルは一つに絞る

これはyoutubeを始めるにあたってよく言われていることです。あれもこれも手を出しすぎるとなかなか人が定着しないということが考えられるためできるだけ絞るということが大切という話です。しかし多くの人はこのジャンル設定が難しく下手すると間違えているということになります。

たとえば人気のゲーム実況を例にしてみましょう。「私はゲームが好きだし、某有名兄弟みたいに様々なゲームをプレイする動画を上げたい。そう、私のジャンルは【ゲーム】です」という選択をしたとします。一見間違っていないような気がしますが、かなり間違えていると私は考えています。【ゲーム】というジャンルは、ジャンルという観点で考えると大きすぎるのです。RPGが好きな人がいたり、アクションが好きな人、ソシャゲが好きな人とかなり多岐にわたるので、ゲーム関連でジャンルを設定するというのならゲームタイトルくらいまで絞っておかなければいけません。私のジャンルは【ドラゴンクエスト】くらいですね。もしもう一段階広げるというのなら【そのメーカーのRPG】くらいが限界かと思います。【RPG】というジャンルでも少し広すぎるかもしれません。ドラクエをジャンルにするならひたすらドラクエの動画を上げ続けます。シリーズ物として次回作が出るまで続けます。もちろんドラクエではネタが尽きてしまうので難しいかもしれませんが、対戦型のFPSや、ソシャゲなどは様々な、形で動画を作れるのでネタとしても付きにくいかもしれません。

ちなみに「私はキャンプが好きだしジャンルは【キャンプ】にします」としましょう。これはありです。なぜかといえばキャンプというものを細分化しても、

  • ソロキャンプ
  • ファミリーキャンプ
  • デイキャンプ
  • 登山キャンプ
  • バイクキャンプ
  • ミニマムキャンプ

などなど、どれもキャンプが好きな人なら見たくなる内容だからです。ではなぜこんなことを思っているのかということを話していきます。

 

有名youtuberの再生数

ブンブンの人やどこかの社長あたりまで行くと参考になりません。これはジャンル的な要素も含まれていますが、どちらかというと、【人】がジャンルになりつつあるからです。では中堅の話をします。私が良く見ているゲーム実況者で、狙っていたのかたまたまだったのかはわかりませんが、一つのゲームをあげ続けている人がいました。そのゲームの腕前は超一流でそこそこの再生数を稼いでいます。再生数的には5万~10万くらいですね。そんな人がまったく別のジャンルの動画を投稿しました。再生数は2千,3千くらいしか伸びません。その実況者にはいつも上げている内容のゲーム以外はまったく求められていないということがよくわかります。そもそもその人に集まっている人は、今までずっと上げてきたジャンルの動画が見たいのであって、全然関係ないものは再生すらしません。皆さんが視聴者であるなら同じような経験はありませんか?いつも見ている人が急に別種類の動画を上げるといった場合、その動画は1回くらいは再生するものの、継続的に見ようとは思わないと思ったりしませんか。これと同じことですね。もちろんマンネリを解消するという意味でも新しい動画にチャレンジすることは大切ですが、今まで育ててきた自分のジャンルというものも継続していかなければいけないということです。

 

的を得たジャンルを選択

ということで、近年人気といわれているゲーム実況などは個人的には結構ハードルが高いカテゴリなのではないかと思っています。「すごく広い意味なんだけど、そのジャンルに興味があればどれを見ても楽しい」といった魔法のようなジャンル設定をしなければいけません。上記でも出したキャンプのような内容ですね。たとえばキャンプの動画も出すけど車中泊の動画も出したとするとその関連性から、視聴してもらえる可能性が高いです。しかし、いきなりゲームの動画を出したら誰も見ませんよね。仮にゲームでも活動していきたいなら、キャンプ場でポータブル機のゲームをプレイしてそこから火をつけるという方法が有効かもしれません。

それから【物】をジャンルにしなければいけないわけではありません。たとえば「無茶なことをする」というジャンルでもよいかと思います。無茶をするのなら車関連でも良いし、高いところでも良いし、旅行でも良いでしょう。これは視聴者が車でも高いところでも旅行でもそういったものが見たいわけではなく「無茶をするところが見たい」ということになります。そういった意味では広い分野で活動ができるかもしれません。

 

まずはジャンルを確認しよう

これからyoutubeを始める人も始めている人もまずは自分のジャンルをもう一度確認しましょう。既にチャンネルを持っている人はどういった動画の再生数が高いのかということを確認してみてください。ぽつぽつと再生数が高いチャンネルがあればそれに共通した何かが必ずあるはずです。手広くあれこれやっている人はジャンルをもう一度設定、見直し、もう少し絞った活動をしてみるのがよいかと思います。