applewatchの優れているところ

applewatchもシリーズ4が発売されました。私も今更ながらapplewatchを購入しましたが皆さんがレビューされている通り、すごく便利になるわけではないですが、ちょっとだけ便利になるかなといった感じです。今回は私が個人的に気に入っている機能の話しをしていきたいと思います。

 他のレビューでは

aplewatchほどの有名な製品であれば、レビューされている量も桁違いです。私も購入する前に様々な情報を収集しました。良い点として、通知を受けれるだとか、電子マネーの使用が簡単だとかそういった内容も多く書かれています。もちろん便利なのですが、劇的に変わったということではありません。私はもう少し違った部分が気に入っています。

 

より正確にデータが取れる

今までのiphoneだけでもヘルスケアアプリで閲覧できる情報はありました。

  • ウォーキング距離
  • 歩数
  • 上った階数

といった3種類です。個人的にはプチ旅行などしたときは、この歩数を見るのが好きで、海外旅行で馬鹿みたいに歩くときは30,000歩など記録したものです。しかしiphone単体ではこれくらいの情報しか取得できません。もちろん他のアプリを入れれば細かくとることはできるのです。しかし正確な情報は実は得られていません。

たとえば、仕事中にトイレに行くとします。その際は、iphoneはデスクにおいていく人も多いかと思います。トイレまでの距離はたいしたことないにしても100歩歩くとして1日に5回行けば500歩です。誤差とはいえない数字になります。持ったり持たなかったりのiphoneではこれはカウントできないのです。せっかく階段を上ってもiphoneを持っていなければカウントされません。しかしwatchは常時身に着けています。ちょっと気分転換に立ち上がったときや、仕事上、書類を取りにいった数歩ですらカウントされます。この細かく取得できるデータ量が個人的にお気に入りです。唯一取得できないのが充電中など外しているときだけということになります。

 

ワークアウト

ワークアウトは運動する際に起動して自分の運動したことを記録しておく機能です。運動する人にとっては非常にすばらしい機能であることは言うまでもないですが、運動しない人にとっても運動に取り組もうかなと思わせる機能があります。それは「運動の記録」です。自分がやってきたことが記録に残っていくということは非常に面白いと思えます。ワークアウトで得られる情報は様々で、

  • 消費カロリー
  • 距離
  • 上昇高度
  • 運動時間
  • 平均心拍数
  • 平均速度
  • 心拍数グラフ
  • 移動した経路(マップに色つきで表示される)

などなどこういった情報が記録されていきます。個人的には自転車にのことが多いので、自転車に乗るときにこのワークアウト機能を使いますが、一番気に入っているのがマップに経路が表示されることです。運動を終えた際、改めて自分の走った道を見ると「こんなに移動したのか」と思えてくるわけです。こういった情報の収集が楽しくなると様々な場所にサイクリングに行きたくなるわけですね。

 

純正アプリだからすばらしい

上記の情報をまとめるには必ずアプリが必要です。私はapple信者ではないですが、信者と遜色ないくらいのapple製品をそろえています。iphoneにインストールされているアプリはもちろんサードパーティ製のものが含まれていますが、あまり好きではないです。なぜかというと、そのアプリの未来はアプリ製造者のやる気次第だからです。私は昔、純正ではない家計簿アプリを使って毎月の収支を記録していました。しかし、OSのバージョンが上がってしまったことで、アプリ自体を開けなくなってしまい結果せっかくつけた家計簿が消えていってしまったのです。そのため、こういった記録をとるということに対して、純正ではないアプリでは無駄になるかもしれないということから一切記録をつけなくなりました。しかし、アクティビティ、ワークアウトというアプリに関しては、apple純正です。これはおそらくappleという会社が無くなるまで存在することでしょう。(アプリの名前が変わることはあると思いますが) appleが提供するアプリなら間違いなく新しいOSに対応するでしょうし、何の不安もなく使い続けることができます。

 

自分で自分を認めたい

 applewatchのすばらしいところといえば細かいところで少しだけ便利になるということももちろんですが、個人的には細かくデータを記録していくことができるということだと感じました。社会人になると運動することもかなり減ってしまうかと思います。たまには走ってみようかなと思ってもその記録が残らないとなれば味気ないものになってしまうかもしれません。運動したことは誰も知らないですし、誰も褒めてくれるわけではありません。しかしapplewatcが覚えていてくれます。彼がしっかりと記録してくれています。(正確にはwatchが観測してiOSが覚えている)  applewatchが記録した情報を見て、自分で自分を認めるのです。しっかりがんばっているぞと。

もしこれから30年間applewatchを使い続けたとしたら10,950日分の毎日の細かいデータとその間行ったワークアウトが記録されます。もちろん一個一個見ていくわけではないでしょうが、30年分データの新しい確認方法などが確立されるかもしれません。それを見て何か思えるかどうかはわかりませんが、私はおそらく15年分くらいは記録のない時代を生きました。(15年前くらいにある程度自立していたけどapplewatchなど存在しなかった) 今からこういったデバイスで記録を残し始めることが出来る世代が少しうらやましいとも思います。