真冬のイエローナイフ防寒着、靴は何を履くべきか

先日オーロラを見るためにカナダのイエローナイフに行ってきました。そして真冬。オーロラを見たいという思いももちろんありましたが、-40度を体験してみたいという気持ちの方が強くわざわざ寒い時期に行きました。今回は防寒着について話して行きます。

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 防寒着はレンタルする

イエローナイフの冬の気温は想像を絶する寒さです。夜は-40度ほどになり、日中でも-30度くらいです。そうなると日本で調達できる装備ではまったく歯が立たないということになります。もちろん日本でも探せば見つかりますが、値段も高いですし、なんといっても荷物になります。となればレンタルするのが一番簡単です。

 

ツアーで申し込む

オーロラも見ず、ただイエローナイフに行きたいというのなら航空券とホテルを別々に取るのも悪くないですが、基本的にここまで来てオーロラを見ないという選択肢はあまり考えにくいです。オーロラも車に乗って追いかけるツアーやオーロラビレッジに行くツアーなどいくつかありますが、最低でもホテルとオーロラ鑑賞がセットになっているツアーに応募しましょう。ツアー内容をよく確認しなければいけませんが、大抵は防寒着がセットになっています。ちなみに私の場合、様々な国を経由してきたので航空券とホテル等ツアーは別々で予約しました。その際も現地スタッフに何時の便でイエローナイフ空港に到着しますと連絡しておけば迎えに来てくれます。

防寒着はツアーでなくてもレンタルする方法があるようですが、受け渡し方法や、いつから着れるのか、英語で意思を伝えるなど少し面倒なのでやはりツアーがおススメです。

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借りれる防寒着

基本的に

を借りることが出来ます。防寒着は日本でも有名なカナダグース製で非常に暖かいです。オーロラビレッジに行かれる方は、ツアーによってはフェイスマスクをもらえます。どれも高性能な防寒着ではありますが、手袋はミトン、靴はヘビー級ということを覚えておいてください。

 

こちらで準備する防寒着

上記のレンタル防寒着はとても優秀ですが、シチュエーションによっては邪魔だったりもしますし、足りないものもあります。

  • ニット帽(耳まで隠れるもの)
  • 5本指の普通の手袋
  • ネックウォーマー
  • 厚手の靴下
  • 薄めの暖かいインナー
  • 暖かい靴

これらを準備しておきたいところです。基本的に肌が露出する部分は目だけです。それ以外は全て何かに包まれている状態にしておきたいところです。レンタル品に帽子やネックウォーマーはないので、準備が必要です。また防寒対策とはただ着込めばいいというわけではありません。靴下など何重にも履くといった防寒対策もありますが、それだと締め付けにより血行が悪くなり、かえって寒くなったりもします。ですので薄くて高性能であるものが望ましいです。これらの装備は日本で購入しもっていくことになりますが、登山グッズが売られている場所に適した装備が売っています。どれも重要ですが、普通の手袋は是非持っていってほしい装備です。上記でも書いたとおり借りれる手袋はミトンです。確かに暖かいのですが、カメラやスマホを使う際は外さなければいけないので、スマホ操作が可能な手袋がおススメです。そして問題は靴です。

 

どんな靴が必要か

ただオーロラビレッジに行くことしかしないということであればスニーカーでホテルまで行き、レンタル品の靴を履けばいいですが、日中その靴で歩くには少々重過ぎます。ですので日本で使えるレベルの暖かいブーツがほしいところです。私はノースフェイスのスノーブーツを履いていきました。日本で使う分にはむしろ暑いくらいの靴ですが、イエローナイフで歩いている限りでは適温だったと思います。しかしこの靴のまま外でじっとしているとなるとやはり力不足だと思いますので夜のオーロラ鑑賞の際はレンタルブーツを使用することをおススメします。

 

歩くと汗をかく

いくら-30度といっても日中フル装備で歩けば汗をかくくらい防寒着の性能は高いです。ですので様々なチャックを開けながら体温調節することが大切です。汗をかくと、歩いている場合などは言いとしてもじっとしたりすると一気に体が冷えてしまい今度は逆にめちゃくちゃ寒くなります。汗をかかないようにしましょう。

 

最後に

個人的には-40度と聞いたとき、どんな装備で行けばいいんだと悩みましたが、レンタル品の防寒着のレベルが高く、全然寒くないと感じました。結構色々準備したんですが、使わなかったものが多かったです。ですのでレンタル品を借りる予定の人はそれほど身構える必要はないので、上記に書いた小物類と、財布と荷物に余裕があればブーツを持っていくことをおススメします。