スマホ、携帯を持つために親を説得する方法

最近は徐々に子供にも携帯を持たせなきゃいけないという考え方が浸透しているも知れませんが、それでもまだまだ頭の固い人はたくさんいます。そんな人を説得するのにはかなり準備が必要になるかと思います。今回はそんなスマホを持つことを許可してくれない堅物さんを攻略していきましょう。

 携帯はこれまでの買い物とは違う

まず、携帯を買うということは今まで買ってきたものとは全然違うということを理解しなければいけません。これまでは欲しい洋服やゲームなどそういったものをねだってきたかもしれません。もちろん全てを買ってもらえたかといわれればそうではなかったと思いますが、携帯は洋服などとは違います。

携帯電話とは「維持費がかかる」という部分が大きく違います。洋服は買えばそれで終わりですが、携帯電話は毎月それなりの金額がかかるわけです。例えば毎月5000円の使用料がかかるということなら、年間6万円もかけなければいけません。それ以外に欲しいものをねだってということであれば単純にかなりの増額となってしまいます。ですので両親もあまり乗り気ではないということです。まずはこの前提を頭に入れておきましょう。それでも購入するために説得しなければいけないのですから。

 

両親が何故許可を出さないか

先ほど維持費のおかげでかなりの増額になるという話をしましたが、両親が携帯を持たせたくないという理由の中にはもう一つ大きなものがあります。それは犯罪に巻き込まれる可能性があるということです。携帯を持ったくらいで何故犯罪?と思うかもしれませんが、携帯電話というものを持つだけでほぼ出来ないことはないといえるくらい何でも出来ます。もちろん使い方次第ということになりますが、詐欺だったり暴力沙汰だったりそういった部分にも親としても敏感にならざるを得ないのです。ですので大きくは、

  • 維持費がそこそこ高額
  • 犯罪に巻き込まれる可能性がある

と、いうことになります。しかし、ここまで分かっていれば後はここからどれだけ可能性を低くしていくかという部分を説得できれば携帯電話を持てる可能性が高くなってきます。

 

 

やってはいけない説得

両親に「どうして携帯を欲しいの?」と聞かれてやっては行ってはいけない説得方法があります。それは、

  • いつでも自分と連絡が取れるから安心でしょ!
  • 友達がみんな持っているから
  • もし急な犯罪などに巻き込まれても連絡手段があるから安心

といった内容の説得です。これらははっきり言って逆効果であり、両親も簡単に対策が出来てしまいます。まずみんなが持っているということは本当に重要なことで本心としてはこれが一番大きな理由ですよね。みんなといつでも連絡を取り合いたいという思いから携帯電話が欲しいと感じると思います。しかし、その言い方では「他人は他人、うちはうち」といわれてしまうとそれで終わりです。それから連絡が付くことで安心できるという説得もあまり意味がありません。というのもそれ以上に携帯を持つことで犯罪に巻き込まれる可能性があるからです。そもそも携帯を持っていなければ犯罪に巻き込まれないということですね。ですので本当にあなたが連絡を取れることを安心ということを考えているのなら、全く逆で持たないことが一番安心できるということなのです。ですの両親も私達を安心させたいのなら持たないでといわれることでしょう。ではどうアプローチしていけばいいのでしょうか。

 

 

必要性を訴える

上記でも書いたとおり、なぜあなたが携帯電話を欲しいのかといえば、「みんながもっているから」という部分だと思います。ですのでこの部分をもっとも具体的に説明しなければいけません。効果的なのは、携帯電話を持たないことで子供が満足な生活を遅れなくなるという部分を見せなければいけません。特に携帯電話を持つことに対して積極的ではない両親は、その機能についても疎いです。例えばラインであればグループチャットに自分だけ入れないことから仲間はずれにされてしまっていることなど、自分の周りでは当たり前のツールだということを強く話しましょう。自分だけ友達とつながれないという部分だけでも親としては心配するものです。次に危険性についてです。持つだけで危険という認識を持つことが多いわけですが、まずこの部分を出来るだけ和らげていく必要があります。これはどこまで機能制限をかけるかという話になると思いますが、

  • 危険サイトへのフィルターをかける
  • パスワードは親が決めて自分では設定を変えられないようにする

などこういった部分を親に渡してしまいましょう。親も何を言っているのか分からないという人もいるかもしれませんが、こういったパスワードやフィルターをかけることで安全になると考える人もたくさんいます。あくまでも友達とつながるツールとして使いたいからそれ以外のツールは別になくたっていいという部分を押していくと良いでしょう。もちろんそれ以外のツールは使えなくなりますが、新たに使いたいツールがあるのなら両親と相談してインストールしてもらえば言いだけの話です。ここまでやって説得に成功するかは五分五分といったところでしょう。

 

 

とにかく金額を調べる

まずしっかりと自分で金額について調べましょう。スマホ本体の値段から月額いくらかかるのかという部分もしっかりと確認する必要があります。例えばiPhoneが欲しいと思う人は多いかと思います。しかし、両親に高いといわれているような人はあきらめましょう。安いスマホはたくさんあります。iPhoneは高級品なのです。ですので一括0円だったり、1万円未満で買えるものを買うことをオススメします。また2年間使えるという条件で格安で変えたりもしますが結果的には月額7000円以上になってしまうことが多いです。この金額はなかなか高いと思いますので説得しきれないこともあるでしょう。もっともっと安くする必要があります。とにかくいろいろなことを調べてみてください。

 

 

格安simも視野に入れる

ドコモ、AUソフトバンクとこういった携帯会社しか知らないかもしれませんが、世の中には格安simというものがります。この格安simについてもしっかりと調べてみてください。格安simでプランを契約すると月額がドコモなどに比べて1/3くらいになる可能性が高いです。ですので値段で引っかかっている人はそういった部分まで調べて極限まで安く出来ることを話しましょう。ちなみに私も格安simで運用していますが、月額2000円で6GBまで使えます。

 

 

まとめ

  • 金額を極限まで下げること
  • 友達とつながるツールがどうしても必要ということ
  • 危険なサイト、アプリはパスワード、フィルター管理で使えないことに同意すること

これらを約束して説得してみましょう。これで説得できないようであれば一度子供が辛い目にあわないと両親は動いてくれないでしょう。そんなときは嘘をついてまで自分がいじめられているなどアピールするという方法もあるかもしれませんが、これらは親が子を心配しているということもあるということを忘れないであげてください。意地悪して持たせたくないわけではないのです。それでも自分の生活には必要だと思っているのであれば、両親が何を問題に思っているのかということを聞き出し、それを自分の力で可能な限り小さくしていくことで説得が可能になるかもしれません。