バイクプロテクターは必要か?プロテクターの購入

前回の記事で、白バイ技術を学ぶということを書きました。学ぶといってもしっかりと装備を整えなければ練習はできません。怪我をしてしまいますからね。まずは安全からです。ということでプロテクターを購入しました。バイクのプロテクターをちゃんとつけようと思っている人は少ないと思います。たまたまジャケットに入っているということはあると思いますが。私の知人はプロテクターは絶対に必要だということを強くいっていました。

 私の現在の装備

私の現在の装備は何一つプロテクターをつけていません。ほぼ裸といってもいいかもしれませんね笑 まぁ一応服は着ていますが、通常の防風ジャケット、ジーンズ、スニーカーといった感じです。転べば骨折はしなくても間違いなく打ち身だらけになるでしょう。私もバイク歴が10年を超えてきて、「安全」というものに対して無視ができなくなってきました。これまでは「薄着でバイクに乗る俺かっけー」とまでは言いませんが、これに近いものがあったかと思います。もちろん学生時代なんて金もありませんでした。装備に金をかけるくらいなら、ガソリンになんてことも思っていたと思います。しかし、今は多少の金で安全を変えるなら安いと思えるようになったわけです。

 

絶望的にダサい

私がバイク用ジャケットを着ないのにはわけがあります。それはバイクジャケットが絶望的にダサいからです。まずシルエット。肩が盛り上がり、腕はまっすぐ下がらない、胸板も厚くなりと、確かに安全面では非常に優秀ではあるわけですが、やはりかっこよさというものは重要です。ジャケットの中には、かなりデザイン的に考えられていて、パットがわかりにくくなっているものもあります。こういうものを買えばいいと思いますよね?今度はプリントなどのデザインです。もうバイクに詳しくない人が見ても、「バイクに乗っている人だ」とわかってしまうあのデザインはなんとかならないんでしょうか?私がバイクアパレルの会社を立ち上げたら超絶スタイリッシュなジャケットを作るのに・・・。バックプリントがすごかったり、ドクロが入っていたり、謎の横文字が入っていたり。あとメーカーの名前が堂々とはいっているやつ。あれはないですよね。なんでああいったセンスになるのかが不思議です。普通はせいぜいロゴマークです。だってポールスミスの服が胸にデカデカと「ポールスミス」って書いてあったらそんな服誰も買いませんよね?バイクジャケットはそんな風になっているのです。そしてそれが売れていくのです。この感覚が全くわかりません。

 

 

普段着らしいジャケットがいい

ということで、私はバイクジャケットを着てきませんでした。普通のMA-1を着ることが多かったですね。夏はコンプレッションの効いたアンダーアーマーにポロシャツというスタイルです。防御力はゼロですね笑 要するに着ているものがバイクらしくない方が好きということなんです。逆の人もいると思いますけどあくまでも私の場合の話です。当然普通の服なので耐衝撃性パットが入っているわけないので、諦めるしかないのかと言われれば、そんなことはありません。最後の手段があります。

 

 

インナーパット

私の場合はこれで決まりです。服の内側にパットを着込んで、普通のMA-1を着るという感じですねこれで見た目は普通だし、防御力はアップします。インナータイプもいろいろあって悩みました、1箇所1箇所着込んで行くタイプや、ジャケットのようになっていますがそこに全てが含まれているものなどです。ボディ、右肩、左肩、右肘、左肘なんてつけてたら面倒なのでジャケットタイプのものを購入しました。

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これです。POWERRAGE PA−475というモデルです。たくさんの種類がありましたが、これにしました。他のインナーパットはごわついていて、非常に着にくかったです。その点このインナーパットはピタッとしていて着心地がいいですね。さすがそこにあった一番高いインナーパットです笑 問題点は洗濯ができないということです。なんでも洗濯機は使ってはいけないようで手洗いしてくださいと書いてありました。毎日着るようなものではありませんが、面倒であることは間違いありません。これからどういった風に使って行くかはまだわかりませんがね。このインナーパットについては別記事を書こうかと思います。

 

膝パット

続いて膝パットも購入しました。これもインナータイプにしようか迷ったのですが、膝パットだけは外につけるものでいいかなと思ってしまい、ズボンの外に装着するものを購入。これは完全ハードタイプなので防御力は上半身より高そうですね。

 

プロテクターの重要性

バイクに乗っていて自分が転ぶわけないと思っている人は多いでしょう。私も基本的にはそう思っています。転んだらどうするの?と聞かれた時は、「なんとかなるでしょ!」とか、「転んだ時考える」なんていう人も多いはず。しかしバイクは本当に危険な乗り物であることは間違いありません。「乗り物」というカテゴリーでは一番危険なのではないでしょうか。自分が悪くないのに、もし転んでしまって怪我をしてしまったら?治る怪我ならいいです。しかし一生治らない怪我を負ってしまったら?もしプロテクターをつけていたら防げたとしたら?バイクを好きならなおさら、守れるところは必ず守りましょう。後悔だけはしたくないです。そして何度、家族会議にかけてもバイク許可が下りないお父様。プロテクターをフル装備するという条件が残っていたりしませんか?金銭面で許可が下りないということであればどうしようもないですが、安全面でということであれば、プロテクターの着用を義務付ける約束をすることで申請が降りる可能性もあります。しっかり奥様にプレゼンしましょう!ぜひ交渉材料に使ってみてください。プロテクターは家族にも少なからず安心与えますし、自分も安全の度合いが上がります。できるだけ着用するようにしましょう。

 

 

最後に

私もほぼ全身(腰だけはない)のプロテクターを購入し、あとはバンバン転ぶだけということになりました笑 知人もいっていましたが、白バイの練習をすると信じられないほど転ぶそうです。その時に初めてプロテクターのありがたみを実感するのだとか。そうなると、普通のツーリングでもつけていないと不安になるそうです。いい傾向ですよね。車のシートベルトみたいなものですね。今ではシートベルトを着けないと落ち着か位ですからね。もちろんプロテクターを着るか着ないかは自己責任です。必ず着なければ法律的にまずいということはありません。しかし今日もどこかでバイクで転び大怪我をする人もいるでしょう。次が自分にならないように、もしなっても自分をしっかり守れるように、今一度バイクに乗る装備というものを考えてみることもいいかと思います。